虎I@アフリカ軍団のつづき。基本色塗装を済ませてみる。
アフリカの虎の車体色に於ける最新の考証によると、「やや緑掛かったカーキ色っぽくね?」との説が主流になりつつあるらしいので、RAL準拠のガイアカラーアフリカ軍団色セットからRAL7027グラウ(1942年)を何の疑いもなくチョイスした訳ですが、瓶生の色はどうにも自分のイメージと違っているように感じたので、オレ流に調色したモノを吹いてみますた。
使った色はこんな感じ。
相変わらずフィーリング(或いはデタラメとも言う)で混ぜているので、厳密な調色比は覚えていない訳なんすが、たぶんグラウが6、ホワイトが2、ライトグリーンが2あたりの比率だったような気がする。
下地に塗ったシェイドを殆ど判らないレベルで残しつつ塗った後、この色にクリアオレンジを極少量混ぜたモノで軽くハイライトを入れてみました。足回りの基本的な照り返し&汚れ表現には、タミヤアクリルのフラットアースとバフを混ぜた色をコンプの圧をかなり絞って態とらしくならないように砂吹き。
英国ボービントン戦車博物館にて展示されているアフリカ仕様の虎Iの写真をネットで見つけて、この写真の車体色も参考にしてエフェクトを掛けてみた訳ですが、「ズバリこの色だ!」っちゅー決定的な資料はナッシングなので、結論としては「漢らしく、好きに塗ればイイんじゃね?」ってところでしょうか。