九七式中戦車チハの続き。塗装開始。サフェ吹き。外気温が低すぎて缶サーフェイサーが使えないので、エアブラシでちまちまと吹き付ける。
尚、タミヤの古いキットに付属するポリキャタピラは、そのままでは塗料はおろかサーフェイサーすら定着しませんので、カー用品店やホームセンターで売ってるFRPプライマー(バンパープライマーとも云う)を吹き付けましょう。
下地塗装として定番のハルレッドを吹き付ける。
戦車模型の塗装は様々な技法がある訳ですが、影になる部分やパネルラインに予め暗い色を塗るこの手法は割とポピュラー。模型用塗料は基本的に発色が悪く透けやすい性質を持ってるので、この「透けやすさ」という欠点を利用するって感じ。エアブラシを使った基本塗装だけである程度立体感を出したいお手軽な技法とも言えます。
基本色はグンゼの日本陸軍戦車 後期迷彩色を選択。
考証的には前期迷彩色なんだけど、今回は模型としての見栄え重視で無視する事に。
1色目の枯草色を吹き付け。
カラーセットの瓶生の色があまりにも暗すぎるので、ホワイト、イエロー、ブラウンなどを混ぜて明度調整してます。そして迷彩塗装完了。まぁ、狙った色になったのではないかと。
迷彩塗装はある程度の規則性を守れば後は適当に塗っちゃって構わないと思います。
実物も戦車兵が現地で適当に刷毛でペタペタ塗ってた筈なので、塗りムラがあったりした方が逆に本物っぽいかも知れません。