予約してたTES V:Skyrimが届いた。2011年度の新作タイトル購入はコイツで打止め。
前作TES IV:Oblivion、FallOut3、FallOut:New Vegasとベセスダ製のRPGタイトルは全て買ってる訳ですが、基本的に時間食いのRPGを遊び続ける根性がない私は既存タイトル全てを絶賛未開封なのは内緒w
今回のTES V:Skyrimも「話題の超大作」という売り文句に触発されて相変わらずノリだけで買った感は否定できないのですが、例によって発売初っ端からベセスダ製タイトル伝統のバグがかなり発見されているものの、内容は非常に良いとの事なのでボチボチ遊んでみようかなと思ってる次第。
尚、今年発売された新作タイトルの大半が個人的にはハズレばかりだった印象が強くて、この5~6年に渡って飛ぶ鳥落とす勢いだった海外主導のHDゲーム市場は完璧に斜陽化しちゃった感が否めません。今でも毎週4、5本の新作ソフトが矢継ぎ早にリリースされていますが、遊んでみて1週間も保たないタイトルがかなり増えた感じ。
とりあえず「面白そうかな?」と惰性で買っちゃう私みたいなユーザーはまだまだ居るものの、余暇の一趣味として「遊んでてワクワクする」って感覚が希薄化してる気がしないでもない。
詰まる処、完全にネタ切れ起こして飽きられてます。曽てバブル経済で日本が絶頂期だった頃、製品としての質の善し悪しを完璧に無視したファミコンソフトが怒濤の勢いで粗製濫造された状況とほぼ同じなんすよねw
頑なにゲームを前面に押し出していたXbox360システムの豹変っぷりが良い例かも知れない。12月にアップデートされた新ダッシュボードでは、本分のゲームよりも課金&販売制の音楽・映画やSNSコンテンツを露骨にプッシュする体裁に様変わり。浪費癖且つTVバカなアメリカ人は喜ぶだろうけど、そのプッシュしている代物はPC使えば事足りる要素なので、長期的な事業計画を練る巨大企業MSは「ゲームは落ち目」と判断したのかも知れん。
この3~4年、いい歳したオッサンがHDゲームってヤツに夢中になった訳ですが、私自身に関して言えば「マンネリ感全開。もう飽きてきたよ・・・」って感じですかねw 夢中になった趣味・娯楽にはとことん投資する性格なので、トーンダウンする時の落差が激しいってのもあると思いますw
尚、私が痛感したのは、常時ネットに繋げて仲良くなったフレンドさん達とボイチャしながら楽しくワイワイ遊べるソーシャル要素が当たり前になった今でも、所詮はTVゲームって受け身のコンテンツだという事。
ユーザー間のソーシャル性に関しても新作ソフトという名の寿司ネタに依存しているだけなので、その繋がりを維持する為に盲目的に新しいゲームソフトを買うという強迫観念にも似たユーザー心理をゲーム産業が巧みに煽ってきてるなと感じています。どう考えても遊び切れない新作ソフトの拙速な発売ペースがその証左かと。
前述の私自身が飽きちゃった事に加え、それ以上に何か「病んだ娯楽」って感じがしてきたんですよね。
そんな感じで、来年も気合いの入った新作タイトルは一応捕獲する方向ですが、積みまくった未開封タイトルをジックリ遊ぶ方向へシフトしつつ、能動的で右脳と左脳をフル回転させて楽しめる模型製作に本格復帰しようかなと。