Tamiya 1/35MM 陸上自衛隊 10式戦車が完成。
いつも通り、テケトーに撮影ブースで写真を撮りました。ご興味のある方だけご閲覧ください。組み立ての方は細かい部分に多少手を入れましたが、塗装とその後のウェザリングなどのフィニッシュワークは極々オーソドックスに仕上げました。
10式戦車キットそのものの評価については製作記中でも述べましたが、造形はとても良いと思うものの、砲塔とシャシーで全く異なるちくはぐな設計意匠や寸法が適当でゆるゆるなベルト履帯など、2010年代のAFVキットのフォーマットを考慮するに時代遅れな感は否めないと思います。
基本的にキットでは再現されていない至らない箇所は、自分で作り直したりディテールアップパーツで補う流れなのですが、タミヤ10式戦車はその箇所が非常に多いのが問題だと思います。手慣れたモデラーさんだったら別に大した事ではないのですが、残念ながら「ビギナーから上級者までが概ね満足できるキットなのか?」という観点からはNOですね。
但し、これは商業的な観点も含めた意見であり、ダメな箇所を自分で何とかして楽しむのがプラモデルの醍醐味でありますから、自分なりの方向性を持って作っていただければ良いんじゃないかな?と思います。今回の製作記をその参考の一つとして頂ければ幸いです。
そんな感じで、Tamiya 1/35MM 陸上自衛隊 10式戦車の製作記は此にて終了。