温かくなってきた事もあり、畑づくり&庭の造成などアウトドア方面を精力的に勤しむようになったので、プラ弄りについては少し停滞気味。虎Iアフリカ仕様、ほぼ組み立て完了。
戦車長を載っける関係から、恐らく殆ど見えないだろうけど砲塔内部をガイアのインテリアカラーで塗った後、砲塔天板とスモークディスチャージャーを接着→基本塗装ちゅー流れになります。
ディテールアップは、延ばしランナーでライトコードをこさえたり、ハッチ手すりを真鍮線に置き換えたりなど、いつもの手抜き工作のみ。1/35同様、極初期型特有の牽引ワイヤーロープではない為、一番目立つこの部分の工作が必須だったりする訳ですが、1/48スケールに合うプラ材や金属製ワイヤーを持ってないので思い切って無視してみる。
車体後部の履帯ラックを適当にデッチ上げ。
1mmプラ角棒を0.7mm位の厚みに削ったモノを切り出してL字組み。確実にオーバースケールな訳ですが、これ以上削ると強度的な不安があるので、「当時の戦車兵も拾ってきた鋼材で適当に溶接したに違いない」と自分に言い聞かせてみる。
ゲートカットニッパー考察
私がプラ弄りで使っているゲートカット用ニッパーたち。実費で購入&タダで貰ったヤツも含めて、ゲートカット用ニッパーは合計5本持っております。
ぶっちゃけ2本あれば普通に事足りるので、私のは単なる道具道楽バカだったりする訳ですが、各社ゲートカット用ニッパーの切断精度と使い心地を評するチャレンジャーな人が少ないようなので、極私的なレビューを勝手にしてみようかと。タミヤ 薄刃ニッパー
切断精度:★★★★★
操作性能:★★☆☆☆
耐久性能:★☆☆☆☆
お奨め度:★★★★☆
何処のプラモ屋でも必ず陳列されている定番品ですな。
モノ自体はKEIBA製薄刃ニッパーのOEM品。今回紹介する4本の中では、切断精度(切断面の綺麗さ)が最も優れていると思います。
尚、切れ味に相反する形で刃の耐久性は再弱。繊細な切り出しが要求される極小パーツのゲートカットのみでの利用だと10年は使えますが、粘りがあるABS樹脂パーツのゲートカットに多用すると刃が直ぐにダメになると思う。ハンドリング性能については微妙・・・。グリップが細くコイルスプリングも中途半端に弱い所為で、手に持った時のフィット感はあまり宜しくないですが、何よりも「切断精度優先」という方はタミヤ薄刃なのかも知れません。ツノダ 薄刃ニッパー
切断精度:★★★★★
操作性能:★★★★☆
耐久性能:★★☆☆☆
お奨め度:★★★★★
Sirius薄刃ニッパーと言った方がモデラーには馴染みがある製品。
OEM元であるツノダも自社ブランドで販売しており、コチラの方が300~400円ほどお安いです。切断精度は刃先の材質が硬めな分、もの凄く微妙な差ですがタミヤ薄刃よりも劣っているように私は感じます。逆に刃の硬度が高いお陰で、耐久性についてはタミヤよりも優れていますので、大切に使えば20年は充分に切断精度をキープできる製品かも知れません。ハンドリングはかなり高レベルなので、トータル性能を求めるならばコイツが最適かと思います。フジ矢 プロテックニッパー(プラ用125mm)
切断精度:★★★★☆
操作性能:★★★★★
耐久性能:★★★★★
お奨め度:★★★★☆
薄刃ニッパーではありませんが、ソレに肉薄する精度を持つニッパー。
刃全体のサイズが大きい為、刃先調整ネジを絞ってもミニスケールのゲート切り出しには正直なところ不向きだったりする訳ですが、1/35戦車ならばメインツールとして利用可能。
このニッパーの持ち味は、良好な切れ味もさることながら、刃の耐久性と圧倒的なグリップフィーリングに尽きるので、お値段的には4本の中で一番高い製品ですが、ごんぶとゲートとABS樹脂を多用するガンプラの切り出し用ニッパーとして最適かも知れない。(ガンプラに薄刃ニッパーを使うと刃のヘタり方が凄いですから。)販促品ガンプラニッパー
切断精度:★★☆☆☆
操作性能:★★★☆☆
耐久性能:★★★★☆
4年くらい前、ガンプラ買った際にクジ引きで当たったバンダイの販促ニッパー。モノはKEIBA製プラ用ニッパーなのですが、タミヤ精密ニッパーとは微妙に刃の形状が違っていたりする。
タダで貰ったので文句は言えませんが、切れ味は良いものの、刃先が分厚いので入り組んだ部分や細かいパーツのゲートカットには不向き。アートナイフによるゲート痕の処理を前提とした使い方が無難かと。刃の耐久性はタミヤ精密ニッパーよりも強い感じなので、ニッパーの名称通り、私はガンプラのパチ組み&0.3~0.4mm真鍮線のカットなど、かなり荒っぽい使い方をしています。
以上、ゲートカット用ニッパーの極私的な考察ですた。
あくまでも私の主観で評価していますが、まぁ話半分で参考にしていただければと。
III号戦車のストック数を増やそう祭
3月期の積みプラ探訪 #1。
既に積んでいる銅鑼III号戦車N型(アフリカ)&J型の追加ストック分と、ひっそりと発売されたタミヤIII号戦車N型を確保。勝手に”III号戦車のストック数を増やそう祭”です。積み数を減らすとの宣言は何処へやら?いよいよ積みプラブログらしくなって参りました。ヒャッハー!
で、タミヤのN型。評価の高い同社L型をベースにN型用パーツを追加した構成なんすが、アルミ挽き物砲身、エッチンググリル、戦車長フィギュア(熱帯仕様)1体追加のオマケが付加されているものの、価格改訂前のL型のお値段(定価2,730円)を知っている人にとって、1,000円の値上がりってのはショック死級かも知れん。
Tamiya 1/48MM Tiger I極初期型(アフリカ) 製作記#1
トラペE-10がまだフィニッシュしていませんが、ヨンパチ在庫の消化作業。
(手軽に作れるヨンパチで、年間トータルの完成品数を少しでも増やそうという姑息な手段とも言える。)アフリカの虎。久しぶりの転輪天国!
ベースがヨンパチシリーズ初期のキットな為、分割式履帯のデキがイマイチだったり、タミヤ製品には珍しく初心者の人が組み立てに四苦八苦する部分があったりする訳ですが、基本的にディテールは良好なので、履帯の弛み調整工作とロコ組みさえマスターすればリズムに乗ってモリモリ組み立てられます。
恒例のロコ組み。虎Iの場合は必須作業とも言える。
ヨンパチ初期のキットはロコ組みを想定していない設計なので、ダイキャストシャシー側の起動輪軸をデザインナイフなどで削って痩せさせる小細工が必要ナリ。転輪上部の履帯の弛み調整は、第三転輪あたりに履帯が乗る感覚で、プライヤーで軽くアールを付けた後に車体との隙間にティッシュを詰めて形状を固定→流し込み接着剤で接着って感じ。
(尚、AM誌モデリングマニュアルDVD Vol.2でも同様の工作法が解説されていますが、あそこまで極端に履帯を湾曲させる必要はナシです。)