CyberHobby ティーガーI初期生産型の続き。車体上部の極小パーツ地獄のコーナー。
これはエンジンメンテナンスハッチのロックレバー。長さ約4mmの側面板2枚に長さ約3mmのレバーパーツを挟み込みます。オレンジボックスキットとなり足回りのパーツは大幅に簡略化されましたが、車体上部のパーツは相変わらずの精密さで御座います。そんな感じでメンテナンスハッチが完成。この部分だけで14パーツ構成。細かい・・・。お次はドライバーズハッチ。
ココは片側で4パーツ構成。いつも通りペリスコープはクリアパーツで御座います。今回はハッチをクローズした状態で作りますが、塗装の事を考えてペリスコープカバーからチラっと見えるクリアパーツ部分は1mm幅のマスキングテープでマスキングしましょう。そしてハッチを取り付け。
説明書通りに組むのが模型の基本ですが、ぶっちゃけ全く見えなくなるのでハッチをクローズ状態で作る時は内部パーツの組み立ては無視しちゃっても構いません。ちょいと注意点。
このキットは白箱のティーガーI初期型を含めて、古い金型のパーツも各所に再利用しているキットなので、前面装甲板を車体側に接着する際に少し隙間が発生します。4mm幅(厚さ0.2mm)程度のプラ短冊を貼り、流し込み接着剤を多めに付けてプラ短冊を軽く溶かす→デザインナイフの刃先で溶接痕の復元をしながら隙間を埋めればOK。個体によってもっと大きな隙間が出た場合はラッカーパテで埋めてからプラ短冊で溶接痕を復元してやりましょう。そんな感じで細かいパーツとテケトーに格闘し車体側が大体組み上がりました。
まだ砲塔パーツは手付かずですが、ある程度カタチになってくると「やはりティーガーIは格好いい!」とニヤニヤしてしまいますなw 本日は此処まで。
次回へ続く。